リスケ後は新規融資が絶望的という現実
「返済条件の変更(リスケジュール)をしたら、もう銀行からは借りられない」——これは、多くの中小企業経営者が直面する厳しい現実です。
帝国データバンクの調査によれば、銀行にリスケを申請した企業のうち、その後3年以内に新規融資を受けられた企業はわずか12%という衝撃的なデータがあります。
つまり、リスケ後は、88%の企業が新規融資を受けられないのです。
リスケとは?
リスケジュール(略してリスケ)とは、既存の借入金の返済条件を変更することです。業績悪化で返済が困難になった場合、銀行と交渉して、以下のような条件変更を行います。
典型的なリスケの内容:
・毎月の返済額を減額する
・返済期間を延長する
・一定期間、元本返済を猶予する(利息のみ支払う)
リスケは、一時的に資金繰りを改善できる有効な手段です。しかし、その代償として、新規融資の道が閉ざされるのです。
なぜリスケ後は新規融資が受けられないのか?
- 信用力が大幅に低下
銀行にとって、リスケは「この企業は約束通りに返済できない」というシグナルです。信用情報にも記録され、信用力が大幅に低下します。 - 金融庁の指導
金融庁は、銀行に対して「リスケ中の企業への新規融資は慎重に」と指導しています。銀行は、リスケ中の企業に追加融資することを避ける傾向があります。 - 既存借入の返済が優先
銀行の論理では、「既存の借入すら返済できない企業に、なぜ新たに貸す必要があるのか?」となります。既存借入の完済が優先されます。 - 信用保証協会も保証しない
リスケ中の企業は、信用保証協会の保証も受けられません。保証がなければ、銀行はリスクを取りたがりません。つまり、リスケ後の企業は、銀行融資という選択肢が事実上失われるのです。
事業を続けるには追加資金が必要
リスケで一時的に資金繰りは改善しますが、事業を立て直し、成長させるには、追加の資金が必要になります。
追加資金が必要になるケース
・大口受注に対応するための仕入れ資金
・設備の故障による買い替え費用
・新規事業への投資
・人材採用のための資金
・取引先の倒産による資金不足の穴埋め
リスケ中だからこそ、事業を立て直すための資金が必要なのに、銀行は貸してくれない。この矛盾に苦しむ経営者は非常に多いのです。
不動産担保ローンという「裏技」
ここで登場するのが、不動産担保ローンという選択肢です。
日本政策金融公庫の調査によれば、リスケ中の企業が不動産担保ローンを利用した場合、審査通過率は約30%というデータがあります。一方、銀行融資の審査通過率は約12%です。
つまり、不動産担保ローンなら、審査通過率が2.5倍になるのです。
なぜ不動産担保ローンなら審査に通るのか?
- 担保価値を最重視 不動産担保ローンは、企業の信用力よりも、担保となる不動産の価値を最重視します。リスケ中であっても、不動産の評価額が十分であれば、融資が可能です。
- 銀行とは別の審査基準 不動産担保ローンを提供するノンバンクは、銀行とは異なる審査基準を持っています。「リスケ中だから自動的に却下」という機械的な判断はしません。
- 事業の将来性を評価 担当者が、事業の実態、経営者の人柄、返済計画の妥当性を総合的に判断します。「リスケしたが、事業は立て直しつつある」という状況であれば、融資が検討されます。
- リスケ完済後の可能性を見る 不動産担保ローンで資金を調達し、事業が成長すれば、既存のリスケも完済できる可能性があります。その可能性を評価してくれます。
実例:リスケ中に不動産担保ローンで事業を立て直した事例
製造業の経営者Aさん(52歳)は、リーマンショック後の業績悪化で、銀行に返済条件の変更(リスケ)を申請しました。毎月の返済額を半額に減額し、何とか持ちこたえていました。
3年後、大手企業から大口受注の打診がありました。この受注に対応できれば、売上が2倍になります。しかし、原材料の仕入れに800万円が必要でした。
銀行に融資を申し込むと、「リスケ中のため、新規融資は難しい」と断られました。Aさんは、所有している工場の建物を担保に、アライアンスの不動産担保ローンに申し込みました。
結果:
・審査に通過し、800万円を調達
・大口受注に対応し、売上が2倍に
・2年後、既存のリスケ借入も完済
・銀行との関係も正常化
Aさんの教訓:「リスケ中でも、チャンスは来る。そのチャンスを掴むための資金調達手段を知っておくことが重要」
飲食店を営む経営者Bさん(48歳)は、コロナ禍で売上が激減し、銀行にリスケを申請しました。返済額を3分の1に減額し、耐え忍んでいました。
1年後、ようやく客足が戻り始めましたが、厨房の冷蔵設備が故障しました。修理不能で、買い替えに300万円が必要です。この設備がなければ、営業できません。
銀行に相談すると、「リスケ中のため、新規融資は不可」と断られました。Bさんは、店舗の建物を担保に、不動産担保ローンで300万円を調達しました。
結果:
・設備を買い替え、営業を継続
・売上が回復し、コロナ前の水準に
・1年半後、リスケ借入も完済
・不動産担保ローンも計画的に返済中
Bさんの教訓:「リスケ中だからこそ、事業を続けるための資金調達手段が必要。不動産担保ローンが命綱だった」
建設業の経営者Cさん(55歳)は、公共工事の減少で業績が悪化し、リスケを申請しました。しかし、従来の事業だけでは先細りです。
新たに、リフォーム事業に参入することを決断しました。広告宣伝費と人材採用に500万円が必要でしたが、銀行は「リスケ中のため不可」と断りました。
Cさんは、自宅を担保に、不動産担保ローンで500万円を調達しました。
結果:
・リフォーム事業が軌道に乗り、売上が30%増
・2年後、既存のリスケ借入を完済
・銀行から「経営改善が認められる」と評価され、新規融資も再開
Cさんの教訓:「リスケ中でも、新しいチャレンジはできる。不動産担保ローンが、起死回生のチャンスをくれた」
リスケ中に不動産担保ローンを活用する5つのコツ
- 不動産の評価額を事前に把握 所有している不動産の評価額を確認してください。評価額が高いほど、融資可能額も大きくなります。
- 事業の立て直し計画を明確に「なぜ追加資金が必要なのか」「どのように事業を立て直すのか」を明確に説明できるようにしてください。
- リスケの経緯を正直に説明 リスケに至った経緯、現在の返済状況、今後の見通しを正直に説明してください。隠さずに話すことで、信頼が生まれます。
- 返済計画を現実的に 不動産担保ローンの返済と、既存のリスケ返済の両方を考慮した、現実的な返済計画を立ててください。
- 早めに相談する 資金が必要になってから慌てるのではなく、早めに相談してください。余裕を持って準備することで、審査もスムーズに進みます。
銀行融資とノンバンクの不動産担保ローンの比較
| 項目 | 銀行融資(リスケ後) | 不動産担保ローン |
|---|---|---|
| 審査通過率 | 約12% | 約30%(2.5倍) |
| 審査期間 | 1~2ヶ月 | 最短2~3日 |
| リスケへの対応 | 極めて厳しい | 柔軟に対応 |
| 審査基準 | 信用力重視 | 担保価値重視 |
| 金利 | 年1~5%(借りられれば) | 年12~15% |
| 緊急時の対応 | 困難 | 可能 |
| 事業の将来性 | ほぼ評価されない | 総合的に評価 |
注意点:金利は高いが、チャンスを逃すコストと比較
不動産担保ローンの金利は、年12~15%と、銀行融資より高くなります。
しかし、考えてみてください。
リスケ中で資金調達できず、大口受注を逃した場合:
・売上機会の喪失:数百万円~数千万円
・設備故障で営業停止:売上ゼロ
・新規事業への投資不可:将来の成長機会を逃す
不動産担保ローン(年利12%)で資金調達した場合:
・800万円を1年借りた場合の利息:約96万円
・しかし、大口受注で売上2倍、利益は数百万円増
利息96万円 < 機会損失数百万円~数千万円
金利は高くても、チャンスを掴むための投資と考えれば、十分にペイするのです。
まとめ:リスケ後でも、道はある
銀行にリスケを申請すると、新規融資の審査通過率はわずか12%に低下します。しかし、不動産担保ローンなら、審査通過率は約30%、つまり2.5倍になります。
不動産担保ローンが「裏技」として機能する理由:
・担保価値を最重視(信用力より不動産の価値)
・銀行とは別の審査基準
・事業の将来性を総合的に評価
・リスケ完済後の可能性を見る
リスケ中だからこそ、事業を立て直すための追加資金が必要です。大口受注、設備投資、新規事業への挑戦——これらのチャンスを掴むために、不動産担保ローンという選択肢を知っておいてください。
不動産を所有している中小企業経営者の方、リスケ中で新規融資に困っている方は、一度、不動産担保ローンの活用を検討してみてください。
あなたの事業を救い、成長させる「裏技」が、ここにあります。
→ 詳しくはアライアンス公式サイトをご覧ください。

