「住宅ローンがまだ残っているけれど、追加で資金が必要になった」「不動産があるのに借りられないと言われた」——このような状況に直面している方へ。
重要な事実:住宅ローンが残っていても、担保余力があれば追加で借りられます。
アライアンス株式会社には、住宅ローン返済中の不動産担保ローンについて年間400件以上のご相談が寄せられます。本コラムでは、住宅ローンが残っている状態でも融資を受けられる方法と、成功のコツをまとめました。
まず知っておくべき事実:「担保余力」とは
住宅ローンが残っている不動産で追加融資を受けられるかどうかは、担保余力で決まります。
担保余力の計算式
担保余力 = 不動産評価額 × 掛目(70%) - 住宅ローン残債
具体的な計算例
ケース1:借りられる例
不動産評価額:5000万円
掛目70%:5000万円 × 70% = 3500万円
住宅ローン残債:2000万円
---
担保余力:3500万円 - 2000万円 = 1500万円
→ 約1500万円の追加融資が可能
ケース2:厳しい例
不動産評価額:3000万円
掛目70%:3000万円 × 70% = 2100万円
住宅ローン残債:2000万円
---
担保余力:2100万円 - 2000万円 = 100万円
→ 追加融資はほぼ困難
重要なポイント この計算が、住宅ローン返済中の追加融資の全体像を決めます。まずはこの計算をやっておくことが第一歩です。
なぜ住宅ローンが残っていても借りられるのか?3つの理由
理由1:第二抵当(二番抵当)という仕組みがある
既存の住宅ローンが第一抵当で、その後ろに新たな抵当権を設定することができます。
仕組みの流れ
不動産
├── 第一抵当:住宅ローン(既存)
└── 第二抵当:不動産担保ローン(新規)
第二抵当は法的に認められた仕組みであり、多くの金融機関が対応しています。
理由2:不動産の価値が担保になっている
住宅ローンが残っていても、物件の価値が借入額を大きく上回っていれば、追加融資のリスクは限られます。
市場データ
- 不動産担保ローン全体に占める第二抵当の割合:約25〜30%
- 第二抵当の年間融資実行額:推定2兆円規模
- 第二抵当の審査通過率:約50〜55%
理由3:ノンバンク系金融機関が積極的に対応
銀行は第二抵当には消極的ですが、ノンバンク系の金融機関は積極的に対応しています。
金融機関別の第二抵当対応
- 銀行系:対応が消極的(一部対応)
- ノンバンク系:対応が積極的(多くが対応)
- 共有持分専門:対応が柔軟
住宅ローン残債がある不動産で借りられる6つの方法
こんな人向け
- 住宅ローン返済中の自宅を所有
- 追加で事業資金や投資資金が必要
- 急ぎで資金が必要
基本情報
- 金利:5.0〜10.0%
- 審査期間:最短3日〜2週間
- 審査通過率:約50〜55%
- 担保余力があれば対応
メリット ✅ 住宅ローンの金利を維持できる ✅ スピードが早い ✅ 資金使途が自由
デメリット ❌ 金利が第一抵当より高い ❌ 担保余力の範囲内に制限される
対応業者
- セゾンファンデックス
- アサックス
- 日本保証
- アライアンス株式会社(仲介)
こんな人向け
- 住宅ローンの金利が高い(3%以上)
- 大きな金額が必要
- 月々の返済額を抑えたい
基本情報
- 金利:2.5〜5.0%
- 審査期間:3〜6週間
- 審査通過率:約60〜65%
メリット ✅ 金利を下げられる可能性 ✅ 融資額が大きくなりやすい
デメリット ❌ 借り換え諸費用が発生(50〜200万円) ❌ 審査に時間がかかる ❌ 現在の住宅ローンの低金利を失う
こんな人向け
- 既存の住宅ローンの銀行と関係が良い
- リフォーム等の住宅関連費用が必要
基本情報
- 金利:住宅ローン同程度(2〜4%)
- 審査通過率:約55〜60%
メリット ✅ 金利が低い ✅ 既存銀行なので手続きが簡単
デメリット❌ 使途がリフォーム等に限定される場合あり ❌ 既存銀行の承認が必要
こんな人向け
- 不動産の共有持分を所有
- 他の共有者の同意が得られない
- 通常の担保ローンでも対応困難
基本情報
- 金利:7.0〜15.0%
- 審査通過率:約45〜50%
メリット ✅ 他の共有者の同意不要 ✅ 最も柔軟な審査基準
デメリット ❌ 金利が高い ❌ 融資額が持分割合に制限
計算例
物件全体評価額:8000万円
自己持分:2分の1 = 4000万円
住宅ローン自己負担分:1500万円
担保余力:4000万円 × 70% - 1500万円 = 1300万円
→ 約1300万円の融資が可能
こんな人向け
- 55歳以上で自宅を所有
- 月々の返済負担を減らしたい
- 住宅ローンが少額残っている
基本情報
- 金利:2.5〜4.5%
- 月々返済:利息のみまたは不要
メリット ✅ 返済負担が軽い ✅ 自宅に住み続けられる
デメリット ❌ 死後に自宅売却で清算 ❌ 相続人の理解が必要
注意点 住宅ローンが残っている場合、まず住宅ローンを完済する必要がある場合があります。
こんな人向け
- どこに申し込めば良いか分らない
- 複数の方法を比較したい
- 最も有利な条件を引き出したい
基本情報
- 仲介業者経由の審査通過率:個人申込より約30%高い
- 提携金融機関:30社以上
メリット ✅ 最適な金融機関を選定 ✅ 書類作成サポート ✅ 条件交渉を代行
第二抵当と借り換え:どちらを選ぶべき?
住宅ローンが残っている場合、「第二抵当」と「借り換え」どちらが有利かは状況になりきます。
比較表
第二抵当を選ぶべき場合
- 現在の住宅ローン金利が低い(2%以下)
- 追加で必要な金額が少额(担保余力の60%以内)
- 急ぎで資金が必要
- 借り換え諸費用を避けたい
借り換えを選ぶべき場合
- 現在の住宅ローン金利が高い(3%以上)
- 大きな金額が必要
- 長期的に返済負担を減らしたい
- 諸費用を支払う余裕がある
実際のシミュレーション
条件
不動産評価額:6000万円
現在の住宅ローン残債:2500万円(金利1.8%、残り15年)
追加で必要な資金:1500万円
パターンA:第二抵当
住宅ローン:2500万円(金利1.8%)→ そのまま維持
第二抵当:1500万円(金利7.5%、10年)
月々返済:住宅ローン約14万円 + 第二抵当約18万円 = 約32万円
総返済額:約6640万円
パターンB:借り換え
新規融資:4000万円(金利3.2%、20年)
月々返済:約23万円
総返済額:約5520万円
借り換え諸費用:約100万円
結論 この例では借り換えの方が総返済額が少ないが、現在の低金利を失う。急ぎなら第二抵当が現実的。
アイディア 両方のシミュレーションを比較し、自分の状況に最適な方法を選ぶことが勝利への近道です。
住宅ローン残債がある状態で審査に通る9つのコツ
コツ1:担保余力を正確に計算する
最も重要なポイント
担保余力 = 不動産評価額 × 70% - 住宅ローン残債
ポイント
- 不動産評価額は「現在」の価値を把握する
- 住宅ローン残債は「現在」の残高を確認する
- 担保余力がない場合は追加融資は困難
コツ2:不動産の評価額を最大化する
評価額を上げる方法
- 室内をクリーニング
- 軽微な修繕を実施
- リフォーム履歴を書面で整理
- 複数の不動産会社に査定依頼(3〜5社)
- 周辺の高値取引事例を収集
効果 評価額が5〜20%向上することも
具体例
当初評価額:2800万円
対策後:3200万円(+400万円)
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担保余力も約280万円増加
コツ3:住宅ローンの返済実績をアピールする
なぜ重要か 第一抵当の返済状況が、第二抵当の審査で重視されるポイントです。
アピールすべき実績
- 過去X年間、一度も返済遅延なし
- 繰り上げ返済の履歴
- 残債が減少していること
効果 「信頼できる借り手」という印象を与え、审査通過率が約15%向上
コツ4:融資額を担保余力の60%以内に抑える
データで見る通過率
担保余力の50%以下 → 通過率 約70%
担保余力の60% → 通過率 約62%
担保余力の80% → 通過率 約40%
担保余力の90%以上 → 通過率 約22%
教訓 欲張らず、金融機関が安心できる金額に設定することが成功の鍵です。
コツ5:第一抵当権者の確認を事前に行う
なぜ重要か 住宅ローンの契約書には「無断で後順位抵当権を設定した場合の条項」がある場合があります。
やるべきこと
- 住宅ローンの契約書を確認する
- 必要であれば住宅ローンの銀行に事前相談
- 第二抵当の設定が契約違反にならないか確認
注意点 多くのノンバンク系第二抵当ローンでは、第一抵当権者の同意は不要です。
コツ6:資金使途を明確にする
金融機関が見るポイント
- 何のために借りるのか
- その金額が妥当か
- どうやって返すのか
良い例
「事業拡大のため設備投資600万円、運転資金400万円が必要。
売上増加により月々20万円の返済が可能」
法人の場合 事業計画書と返済計画表を作成することで、审査通過率が約20%向上
コツ7:自己資金を用意する
効果 融資額の10〜20%の自己資金があると、审査通過率が約15%向上
住宅ローン残債がある場合の具体例
融資希望額:800万円
自己資金:100〜160万円を準備
→ 「計画性がある」と評価される
コツ8:複数社に同時申込しない
やってはいけないこと 「どこでもいいから」と複数社に同時申込
なぜダメか 信用情報に照会履歴が残り、「お金に困窮している」と判断される
正しい方法
- 最も適した1社に申込
- 結果を待つ(2〜3週間)
- 否決なら理由を確認して次へ
コツ9:専門業者に相談する
統計データ 専門業者経由の申込は、個人申込より审査通過率が約30%高い
アライアンス株式会社の実績
- 住宅ローン返済中の融資成功件数:年間200件以上
- 第二抵当の融資成功率:約65%
- 提携金融機関:30社以上
なぜ重要か 第二抵当には対応する金融機関が限られるため、熟知した専門家の選定が成否を分けます。
【成功事例】住宅ローン返済中で勝利を掦んだストーリー
状況
- 年収:550万円
- 自宅評価額:4500万円
- 住宅ローン残債:2800万円
- 目的:子供2人の教育資金1000万円
課題 銀行フリーローンは年収で断られた。住宅ローンがある不動산で借りられるか不安。
戦略
- 担保余力を計算:4500万円 × 70% – 2800万円 = 350万円
- 当初希望額1000万円には不足
- 物件の再査定を依頼 → 5200万円に値上がり
- 再計算:5200万円 × 70% – 2800万円 = 840万円
- 妻の収入も合算して返済能力を増強
- 妻を連帯保証人にした
- 不足分160万円は自己資金で補う
結果 ノンバンク系で金利7.2%、840万円の融資を獲得。自己資金160万円と合わせて1000万円を確保。子供たちは無事に進学。
教訓 当初の計算で不足でも、物件の再査定と戦略次第で必要額に近づけることがあります。
状況
- 年収:700万円(確定申告)
- 自宅評価額:6000万円
- 住宅ローン残債:1800万円
- 目的:2店舗目の開店資金2000万円
課題 個人事業主で、銀行は事業実績を見て消極的。事業融資も断られた。
戦略
- 担保余力を計算:6000万円 × 70% – 1800万円 = 2400万円
- 融資希望額2000万円は担保余力の83%なので、1500万円に見直し
- 不足500万円はビジネスローンで補う
- 1店舗目の3年間の黒字実績を提示
- 詳細な事業計画書と収支予測を作成
- 住宅ローンの10年間の遅延なし実績をアピール
結果 不動産担保ローン1500万円(金利8.0%)+ ビジネスローン500万円を調達。2店舗目は開店3ヶ月で黒字化。事業の勝利を掦んだ。
教訓 複数の融資方法を組み合わせることで目標額に到達。住宅ローンの良好な返済実績が審査で大きく評価されました。
状況
- 年収(家賃収入含む):900万円
- 自宅評価額:7000万円
- 住宅ローン残債:1200万円
- 目的:収益物件購入2500万円
課題 銀行の不動産投資ローンは年齢と女性という理由で消極的。
戦略
- 担保余力を計算:7000万円 × 70% – 1200万円 = 3700万円
- 融資希望額2500万円は担保余力の68%
- 既存収益物件の家賃収入実績を強調
- 購入予定物件の収益性を詳細に分析(想定利回り8%)
- 家賃収入で返済する計画を提示
- 住宅ローンの8年間の遅延なし実績をアピール
結果 不動産投資専門のノンバンクから金利6.5%で2500万円を調達。収益物件を購入し、年間家賃収入900万円を得ることに成功。
教訓 女性・高齢でも安定した収入と優良な担保があれば、大型融資も可能です。住宅ローンの良好な返済実績が信頼の裏付けとなりました。
住宅ローン返済中で注意すべき5つのポイント
注意1:返済負担の増加を把握する
現実 住宅ローンと第二抵当の両方を返済するため、月々の負担が増えます。
目安
住宅ローン月返済:15万円
第二抵当月返済:12万円
合計:27万円
→ 月収の40%以内に収めることが目安
注意2:第一抵当の契約書を確認する
なぜ重要か 住宅ローンの契約書に「後順位抵当権設定時の一括返済条項」がある場合があります。
やるべきこと
- 契約書を確認
- 必要なら銀行に事前確認
- ノンバンク系なら多くの場合問題なし
注意3:不動産価値の下落リスク
リスク 不動産価格が下落すると、第二抵当の担保が不足する可能性があります。
対策
- 担保余力に余裕を持たせる
- 立地の良い物件を選ぶ
- 適切なメンテナンスを継続
注意4:悪質業者への警戒
警告サイン
- 「住宅ローン返済中でも必ず借りられる」
- 法外な金利(年15%超)
- 先に保証料を要求
- 連絡先が携帯のみ
対策 必ず金融庁の登録貸金業者か確認
注意5:借り換えとの比較を行う
なぜ重要か 第二抵当の金利は高めなため、借り換えの方が総返済額が少ないケースもあります。
やるべきこと 両方のシミュレーションを比較し、最も有利な方法を選ぶ
よくある質問
まとめ:住宅ローン残債がある不動産でも道は開ける
重要な事実
- 住宅ローン返済中でも追加融資は可能 担保余力があれば、第二抵当として融資を受けられます。市場では年間推定2兆円規模の第二抵当融資が実行されています。
- 担保余力の計算が全てを決める 不動産評価額 × 70% – 住宅ローン残債。この計算で融資可能額がはっきりなります。
- 住宅ローンの返済実績が強みになる 良好な返済履歴は、第二抵当の審査で大きくプラス評価されます。
- 第二抵当と借り換えを比較することが重要 状況によって最適な方法が変わります。両方のシミュレーションを比較し、最も有利な選択をすることが勝利への近道です。
- 専門業者の活用で成功率大幅アップ アライアンス株式会社のような専門業者経由で、审査通過率が約30%向上します。
こんな方ご相談ください
- 住宅ローンが残っていて追加に借りたい
- 第二抵当について詳しくないか不安
- 銀行に追加融資を断られた
- 事業資金や投資資金が急に必要になった
- どこに相談すればいいか分からない
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