家を担保にお金を借りる!不動産担保ローンの全てを解説

事業を営んでいると、急な資金が必要になることがあります。
例えば、取引先への支払い期限が迫っているが、売掛金の回収が遅れているといった状況や、銀行から融資してもらったが売り上げが想定より低くテコ入れのために追加の資金が必要な場合、新たなビジネスチャンスが訪れたものの、手元資金が不足しているケースなど長い人生の中で急に資金が必要になる場合は多々あります。
そのような際に活用できるのが、「家を担保にした融資」です。
本記事では、不動産担保ローンの仕組み、利用するメリット・デメリット、そして実際に資金調達に成功した事例を交えながら、わかりやすく解説します。

目次

1. 不動産担保ローンとは?

不動産担保ローンとは、所有する不動産を担保として金融機関や貸金業者から融資を受ける仕組みのことを指します。

1.1 どのような不動産が担保になるのか?

担保として活用できる不動産には、以下のような種類があります。

  • 自宅(一戸建て・マンション)
  • 相続した家・空家
  • 事業用のビルや店舗
  • 土地
  • 共有持分の不動産など

担保評価額に基づいて融資額が決まり、評価が高いほど多くの資金を借りられる可能性があります。

1.2 銀行融資との違い

銀行融資は金利が低い反面、審査が厳しく、時間がかかることが多いです。急な資金が必要なのに一か月以上の審査時間がかかり、必要書類を取得するためにたくさんの時間をかけても融資を断られたとなると、心理的にがっかりするのもたくさんあります。               
一方、当社が取り扱っている不動産担保ローンは、銀行よりも迅速に融資を受けられる場合があり、最短2日で資金を提供可能です。

2. 不動産担保ローンのメリット・デメリット

2.1 メリット

  1. まとまった資金を短期借入で調達しやすい
    • 不動産の価値に応じて高額融資が可能。当社では300万から2億まで融資が可能です。サクッと借りて1年内にサクッと返せるメリットがあります。もちろん長期でも可能です。
  2. 審査が柔軟  
    • 事業の状況や信用情報に不安があっても、担保の評価次第で借り入れが可能。貸金業者ごとに独自の審査基準を設けてるところが多く、柔軟な審査をするところも多いです。当社では他社の不動産担保ローン会社から断られた案件でも対応可能です。
  3. 短期間で資金調達が可能  
    • 当社では、最短2日で融資実行が可能。金利は高いけど機会損失ゼロのメリットがあります。
  4. 使途自由  
    • 事業資金・運転資金・納税資金・相続など急な資金、遺産分割の代償資金など幅広く利用可能。

2.2 デメリット

  1. 不動産を失うリスク
    • 返済ができない場合、担保となっている不動産を処分しなければならないことがある。
  2. 金利が高め  
    • 銀行融資よりも金利が高めに設定されることが多い。
  3. 事務手数料が発生する場合がある  
    • 契約時に0〜3%の事務手数料がかかることがある。

3. 事例紹介:不動産担保ローンで資金調達に成功したケース

3.1 事例① 中小企業経営者の資金繰り改善

背景: Aさんは、東京都内で建築業を営む50代の経営者。大口案件を受注したが、材料費の支払いが発生し、手元資金が不足。銀行に融資を申し込んだが、審査に時間がかかるため、すぐに資金を用意できなかった。

解決策: 自宅を担保にして不動産担保ローンを利用。担保評価額は5000万円で、1番に銀行の抵当権が付いていたが、後順位で2000万円の融資を受け、スムーズに材料費を支払うことができた。

結果: 資金繰りが改善し、受注した案件を無事に完遂。その後、売上も安定し、1年後早期返済が可能になった。

3.2 事例② 不動産業者の突発的な資金需要

背景: Bさんは不動産業を営む40代の男性。急な物件購入のチャンスがあり、機会損失を逃したくなく、すぐに資金を調達する必要があった。

解決策: 所有しているマンションを担保にローンを利用。3日以内に3000万円の融資を受け、予定通り物件を購入できた。

結果: 購入した物件の価格が上昇し、半年後には売却益を得てローンを完済。貸金業者に金利分を払っても売却益が多く儲かった。

3.3 事例③ スナック店の事業譲渡資金として借入

背景: Cさんは夜のスナック開業を目指す個人オーナー。この度知り合いがスナックを閉店すると聞き、そのお店の譲渡費用として資金の調達に苦戦していた。

解決策: 親から相続した土地を担保に、1500万円の融資を迅速に受けることができた。

結果: 無事にスナックを開業し、お客様も安定して来店。計画通りに返済を続けている。

4. まとめ

当社の不動産担保ローンは、急な資金需要に対応できる強力な資金調達手段です。特に、中小企業経営者や不動産業者、突発的な資金需要がある個人事業主にとって、有効な選択肢となるでしょう。

金利は銀行に比べて高いですが、機会損失を防ぎ、1年内の短期借入で返済可能など銀行の対応が難しい短期融資に対応しております。想定外の突発的な資金需要、急に支払いが生じた案件、良い物件情報が来たがまとまった資金が今すぐ必要など、当社では、最短2日で審査・融資が可能です。

短期の火力、最大化。高金利の価値は、即効性。お気軽にアライアンス株式会社へご相談ください。

執筆者:石川 慶(行政書士・宅地建物取引士・貸金業務取扱主任者)

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